応用情報技術者試験 午前問題 平成29年秋期 問26

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ストアドプロシージャの利点はどれか。

ア:
アプリケーションプログラムからネットワークを介してDBMSにアクセスする場合,両者間の通信量を減少させる。

イ:
アプリケーションプログラムからの一連の要求を一括して処理することによって,DBMS内の必要バッファ数を減少させる。

ウ:
データが格納されているディスク装置へのI/O回数を減少させる。

エ:
アプリケーションプログラムからの一連の要求を一括して処理することによって,DBMS内の実行計画の数を減少させる。

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正解:ア

ストアドプロシージャ(stored procedure)は、データベースに対する一連の処理をまとめた手続きにして、データベース管理システムに保存したものです。利用者は通常のクエリを発行する代わりに、データベース管理システム内の手続きを呼び出すことによって目的の処理を実行させることができます。
クライアントからサーバに対してのストアドプロシージャ1回の要求で、データベースに複数のクエリを発行することができるので、クライアントから直に同数のクエリを発行する場合と比較して、クライアント-サーバ間のネットワーク負荷の軽減が期待できます。

したがって適切な記述は〔ア〕です。クライアントからストアドプロシージャが発行されても、DBMSがデータベースに発行するクエリ数が減るわけではないため、その他の選択肢は不適切となります。

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