📉【正体】新型インフレとは?
> 景気は良くないのに、海外からの要因(円安・資源高)で物価だけが上がってしまう**「悪いインフレ」**のこと。
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| 項目 | 👍 良いインフレ | 👎 新型インフレ(悪いインフレ) |
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| 原因 | 国内の需要が活発 | 海外の物価高・円安 |
| 景気 | 拡大していく | 停滞・悪化していく |
| 賃金 | 上昇する | 上がらない・追いつかない |
| 結果 | 経済の好循環 | 実質賃金が低下し、生活が困窮 |
🤔【原因】なぜ起きた? → 根本原因は「デフレ後遺症」
> 長年のデフレ経済が、日本経済の体質を弱らせてしまった「後遺症」が引き金です。
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🏢 企業のデフレ後遺症
* 思考:「賃金はコスト」「値上げ=顧客離れ」という恐怖心が定着。
* 行動:利益を賃上げや投資でなく、内部留保として溜め込む。
👨👩👧👦 国民のデフレ後遺症
* 思考:「モノの値段は上がらないのが当たり前」という感覚。
* 行動:値上げへの強い抵抗感と、徹底した節約志向。
🏛️ 政府・日銀のデフレ後遺症
* 思考:「何としてもデフレ脱却」という長年の目標に固執。
* 行動:異次元の金融緩和を継続した結果、副作用として急激な円安を招く。
これら3つの後遺症が組み合わさった結果…
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😱【結果】何が問題なのか?
> 国民の生活と、国そのものが貧しくなるという深刻な事態に繋がります。
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1.国民の生活が苦しくなる 😫
* 物価上昇のスピードに賃金上昇が全く追いつかない。
* → 実質賃金の低下(給料で買えるモノが減る)
* → 消費が冷え込み、さらに景気が悪化する悪循環へ。
2.国が貧しくなる 🇯🇵💸
* 円安の定着が**「安いニッポン」**化を招く。
* → 日本の優れた技術や不動産が、海外から安く買い叩かれる。
* → 日本の国力が相対的に低下していく。
💊【処方箋】どうすれば良いのか?
> 本書は、構造的な問題に踏み込んだ3つの改革が必要だと提言しています。
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* 金融政策の正常化
* やること:超低金利政策を修正し、行き過ぎた円安の流れを食い止める。
* ねらい:海外からのインフレ輸入を抑制する。
* 企業の生産性革命
* やること:内部留保を「賃金」と「未来への投資(設備・研究開発)」に回す。
* ねらい:賃上げの原資を作り、国際競争力を高める。
* 労働市場の流動化
* やること:リスキリング(学び直し)を支援し、成長分野へ人材が移動しやすくする。
* ねらい:経済全体の成長力を底上げする。
図解でわかる『新型インフレ 日本経済を蝕む「デフレ後遺症」』
G検定
