応用情報技術者試験 午前問題 平成24年秋期 問51
WBS(Work Breakdown Structure)を利用する効果として,適切なものはどれか。
ア:作業の内容や範囲が体系的に整理でき,作業の全体が把握しやすくなる。
イ:ソフトウェア,ハードウェアなど,システムの構成要素を効率よく管理できる。
ウ:プロジェクト体制を階層的に表すことによって,指揮命令系統が明確になる。
エ:要員ごとに作業が適正に配分されているかどうかが把握できる。
[show_more more=”解答を見る” less=”解答を隠す”]
正解:ア
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトにおいて作成される成果物を基準に、全体の作業をトップダウン的に階層化して、最下層に位置する作業単位ごとに内容・日程・目標を設定する手法です。
WBSの作成には、作業の漏れや抜けを防ぎ、プロジェクトの範囲を明確にすると同時に、作業単位ごとに内容・日程・目標を設定することでコントロールをしやすくする目的があります。
[/show_more]