アダマール演算子 (Hadamard operation)
(著)山たー 数値解析で行列を扱っていると、行列の要素に対する演算が出てきます。そういった演算は普通の線形代数の演算では表記できません。しかし、アダマール演算子(Hadamard operation)を用いれば数学的に表記することができます。

アダマール積
同じサイズの行列同士の成分ごとの積をとる演算をアダマール積 (Hadamard product)、あるいはシューア積 (Schur product) といいます。NumPy配列に対して * 演算子は行列積でなく、このアダマール積を計算します。
ディープラーニングのための線形代数入門:一般的演算の初学者向けガイド | POSTD
Jeremy Howardによる ディープラーニングの素晴らしいコース を受講している間、自分の前提知識がさびついてきているせいで、誤差逆伝播法のような概念が理解しにくくなっていることを認識しました…
行列の積の仕方, ベクトルの内積、アダマール積との違い~制御工学の基礎あれこれ~
行列の積の仕方について説明します。行列の積の基本的な決まり事として、掛け算できる組み合わせがあり、左項の列数と右項の行数が一致している必要があります。また答えの行列数は、左項の行数と右項の列数が一致します。また、行列はかける順番が逆転しても答えは一致しません。