今回は、検索エンジンがウェブサイトの内容を「どのように」把握しているのかを説明します。
それが分かれば、あなたのウェブサイトの情報を探しているお客様に対して、あなたのウェブサイトが表示されやすくなるかもしれません。 例えば、あなたが喫茶店を経営していて、その宣伝のためにウェブサイトを作成したとします。通常私達の目にはウェブページはこのように表示されます。しかし、検索エンジンは、同じウェブページでも、裏側にある「HTML」と呼ばれるコードを見ているのです。
このコードの特定の部分で、検索エンジンはウェブページの内容を把握します。 まずは、コード内のタイトルについて説明しましょう。 このウェブページでは、最上部に「喫茶店エリーゼ」というタイトルがあります。検索エンジンは、タイトルを認識するために「タイトル タグ」と呼ばれるコードに囲まれた領域を認識します。
「CMS」と呼ばれる仕組みを使えば、HTML を知らなくても簡単にウェブサイトを編集できます。ウェブページのタイトルを正しく設定すれば、検索エンジンにあなたのウェブページが適切に登録され、関連する検索結果に表示されるようになります。
次に検討するのは、ウェブサイトの文章です。ウェブサイトは、お客様を考慮したわかりやすい文章を記載しましょう。 このようにすることで、より多くのお客様があなたのウェブサイトを見てくれるかもしれません。 最後に、画像についてお話しします。
残念ながら、検索エンジンは、おいしそうなコーヒーの写真をお客様と同じように見ることはできません。代わりにその裏側にあるコードを見ています。
検索エンジンが画像を識別しやすくなるよう、画像には分かりやすい名前を付けましょう。
例えば、image.jpg という名前だと、具体的にどんな写真なのかが、検索エンジンには伝わりません。一方、コーヒー フロート.jpg と言う名前なら、あなたが掲載した写真がどんな写真なのか?検索エンジンにも伝わります。
画像のコードに「Alt タグ」と呼ばれる説明を追加することもできます。これにより、その画像がどのようなものなのかを、検索エンジンに伝えることができるのです。
今回は、検索エンジンがウェブサイトを認識する方法についてお話ししました。 手間のかかる作業もありますが、忘れずに行い、インターネットをより効果的に活用しましょう。